シミ取りに保険は適用される?
自費診療との決定的な違い

「顔のシミを消したいけれど、保険は使えるの?」と疑問に思われている方は非常に多くいらっしゃいます。
結論から申し上げますと、一般的な「美容目的のシミ取り」には保険は適用されず自費診療(自由診療)となります。しかし、そのシミが医師によって「医学的な疾患(アザや病変)」と診断された場合は、健康保険が適用され、3割負担などの自己負担額でレーザー治療等を受けることが可能です。
当院(名古屋市・TANAKA SKIN CLINIC)では、患者様のお悩みのシミが「保険適用になる疾患」か「自費診療になる美容目的のシミ」かを、皮膚科専門医が正確に診断いたします。
シミ取りの保険適用と自費診療の違い
| 項目 | 保険診療(保険適用) | 自由診療(自費診療) |
|---|---|---|
| 治療の目的 | 厚生労働省が認めた「疾患(病気・アザ)」の治療 | 美容、美白、アンチエイジングなどの「見た目の改善」 |
| 費用の負担 | 原則3割負担(全国一律の診療報酬) | 10割全額自己負担(クリニックが独自に設定) |
| 治療の手段 | 国に認められた特定のレーザー機器、内服薬のみ | 最新の各種レーザー、光治療(IPL)、ピーリングなど自由 |
| 治療のペース | 国が定めた照射間隔(例:3ヶ月〜半年に1回)を遵守 | 肌の状態に合わせて柔軟にスケジュールを設定可能 |
※表示金額は全て税込みです
保険適用(保険診療)で治療できるシミ・アザの疾患
ご自身で「ただのシミ」だと思っていても、実は以下の疾患であり、保険適用で治療できるケースが多々あります。
太田母斑(おおたぼはん)
特徴
生まれつき、または思春期以降に、顔の片側(特に目の周り、頬、額)に現れる青色〜褐色の斑点(アザ)です。
見分け方
多くは片側性ですが、稀に両側にでることもあります。白目の部分(強膜)にも青い色素沈着が見られることがあります。
外傷性色素沈着
特徴
ケガ、交通事故、鉛筆の芯が刺さった跡などで、皮膚の中に砂やゴミ、墨などの色素が残り、そのまま黒ずんでシミのようになってしまった状態です。
見分け方
過去のケガや外傷の部位と一致して色素が残っています。
保険適用「外」(自費診療)となる一般的なシミ
以下のような、加齢や紫外線、ホルモンバランスが原因でできる一般的なシミは、健康保険の対象外(10割自己負担)となります。
老人性色素斑(日光黒子)
紫外線が原因でできる、最も一般的な境界のはっきりした茶色いシミ。
雀卵斑(そばかす)
遺伝的な要因が強く、鼻を中心に左右対称に広がる小さな斑点。
肝斑(かんぱん)
30代〜40代の女性に多く、両頬に左右対称にモヤモヤと広がる薄茶色のシミ。
ADM
「自分のシミはただの日焼けシミだ」と思って自費診療を希望して来院された患者様が、診察したところ保険適用だった、というケースは非常に多くあります。
自己判断せず、まずは当院の診察で正しい診断を受けることをおすすめします。
TANAKA SKIN CLINICのシミ取りが選ばれる5つの理由
1.皮膚科専門医の院長が必ず診察・カウンセリング
シミ治療の効果を出すためには、専門的な知識と経験が必要です。当院では皮膚科専門医の院長が必ず診察をし、的確な治療をご提案します。

2.結果重視のカスタマイズ治療
結果にこだわっているからこそ1人ひとりのお肌を診て、そのお肌に合った治療をご提案します。

3.副作用・リスクについて必ず説明
治療後のダウンタイムやリスク・副作用についてもカウンセリングでお話します。ご納得いただいた上で治療を進めますので、押し売りは致しません。

4.明朗会計
当院の費用は、料金表に記載の通りです。万が一、追加費用が発生する場合も事前にお伝えし、納得の上で契約を進めます。

5.駐車場完備
クリニックと隣のコメダの間に14台駐車場を用意しています。車でお越しの方は、そちらをご利用ください。

保険適用レーザー治療の注意点とダウンタイム
照射直後〜1、2週間
照射した部分が軽いやけどのようになり、かさぶた(または落屑)になります。当院で処方する軟膏とテープで保護していただきます。
1ヶ月〜3ヶ月頃(炎症後色素沈着)
かさぶたが剥がれた後、一時的に「炎症後色素沈着」によって、シミが治療前より濃くなったように見える時期があります。これは一時的な生理現象であり、時間の経過とともに徐々に薄くなっていきます。
徹底した紫外線対策
治療期間中のデリケートな肌に紫外線が当たると、色素沈着が強く残ってしまう原因になります。日焼け止めや日傘によるUVケアを徹底してください。
よくある質問
自分のシミが保険適用になるか、行く前に写真などで判断してもらえますか?
申し訳ありませんが、写真やメール、お電話での正確な診断はできません。シミの種類(特にADMと肝斑・老人性色素斑の混在など)を正確に見極めるには、皮膚科専門医が直接肌の状態や色味の深さを診察する必要があります。まずは一度、お気軽に診察へお越しください。
保険適用の場合、治療費はいくらくらい持っていけば安心ですか?
初診の日は、診察と診断、治療計画のご説明がメインとなります。
初診料とあわせて3,000円〜5,000円程度(お薬の処方がある場合含む)の自己負担額が目安となります。当日にそのままレーザー照射を行う場合は、アザの面積に応じたレーザー費用(約6,000円〜数万円)が加算されます。
名古屋市の子ども医療費助成は、シミ(アザ)治療にも使えますか?
使えます。お子様の太田母斑など、保険診療の対象となる疾患であれば、名古屋市や各自治体の子ども医療費助成制度の対象となります。
ご来院の際は「健康保険証」とあわせて「子ども医療費受給者証」を必ずご提示ください。
保険適用のレーザー治療は痛いですか?
レーザー照射時は、輪ゴムでパチンと強く弾かれたような痛みがあります。
美容のシミ取り(自費)と、保険適用の治療(保険)を同じ日にまとめて受けられますか?
国の定め(混合診療の禁止)により、同日・同一の診察内で「保険診療」と「自費診療」を混ぜて行うことは法律で認められておりません。
そのため、保険適用の治療と、美容目的の自費治療は、別日程に分けてご案内させていただく形になります。効率的な通院スケジュールをご提案しますので、医師にご相談ください。
保険適用のシミ(アザ)治療は、1回のレーザーで綺麗になりますか?
疾患や色の濃さによって異なりますが、太田母斑などの真皮(肌の奥深い部分)にあるアザの場合、1回で完全に消えることは少なく、通常3〜5回程度の複数回の照射が必要です。
また、保険診療のルールにより次回の照射までに3〜6ヶ月の期間を空ける必要があるため、長期的な視点での治療計画をご提案いたします。
子供の頃にはなかったのですが、大人になってからできたアザでも保険適用になりますか?
はい、保険適用になるケースがあります。太田母斑は小児期に発症する場合もありますが、大人になってから発症する場合もあります。
治療当日はお風呂に入れますか?
シャワーや洗顔は当日から可能ですが、照射部位はゴシゴシ擦らないよう優しく洗ってください。
他の美容クリニックで「保険は使えない(自費になる)」と言われました。紹介状がなくても診察してもらえますか?
はい、紹介状がなくても全く問題ありません。当院では皮膚科専門医が改めてお肌の状態を拡大鏡等を用いて丁寧に診察し、保険適用の疾患が隠れていないかを診断いたします。
「ただのシミだと思っていたらアザだった」というケースも多いため、セカンドオピニオンとしてもお気軽にご来院ください。
Q レーザーで治療したアザやシミは、後から再発することはありますか?
太田母斑などのアザは、必要な回数のレーザー照射を重ねてしっかりと治療が完了すれば、再発することは基本的には少ないとされています。
ただし、同じ場所に紫外線ダメージによる別の新しいシミ(老人性色素斑など)や肝斑ができる可能性はあるため、治療完了後も日焼け止め等の徹底したUVケアが非常に重要です。
執筆者情報

院長 田中陽奈
【略歴】
2011年 公立札幌医科大学卒業
2011年 一宮市立市民病院 臨床研修医
2013年 名古屋大学医学部皮膚科学講座入局
2014年 安城更生病院
2016年 南生協病院
2019年 小牧市民病院
2020年~ ごとう皮フ科クリニック
広島皮膚科
マリポサビューティクリニック
名古屋市内美容クリニック
大阪市内美容クリニック
ナチュラルビューティクリニック四ツ橋・恵比寿院
【資格】
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
【所属学会】
日本皮膚科学会
日本美容皮膚科学会
日本抗加齢医学会