名古屋市瑞穂区の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

イソトレチノイン ISOTRETINOIN

既存の治療では改善しなかった重症ニキビに対して当院では、保険診療(外用薬・内服薬)で十分な改善が見られない方や、繰り返す炎症によってニキビ跡(瘢痕)のリスクが高い方に対し、国際的な標準治療である「イソトレチノイン」による治療を行っています。

イソトレチノインとは

イソトレチノイン(13-cis-レチノイン酸)は、ビタミンA誘導体を用いた内服薬です。 ニキビの病態生理における「4つの主要要因」すべてに直接作用する唯一の薬剤として、欧米では重症・難治性ニキビの標準治療に位置づけられています。 愛知県名古屋市でニキビにお悩みの方は名古屋市瑞穂区のTANAKA SKIN CLINICまで、お気軽にご相談ください。

Reynolds RV, et al. J Am Acad Dermatol. 2024;90(5):1006-1073.

このような方におすすめです

  • 保険診療(外用薬・内服薬)で改善が見られなかった
  • 炎症の強いニキビが繰り返される

イソトレチノインによって期待できる効果

イソトレチノインは、ニキビが発生する4つのプロセスすべてに作用し、根本的な改善を目指します。

1. 皮脂分泌の強力な抑制

皮脂腺細胞を縮小させることで、ニキビの主原因である過剰な皮脂産生を抑えます。この効果は非常に高く、服用終了後も長期間にわたってニキビができにくい肌質を維持(長期寛解)することが期待できます。

2. 毛穴の詰まり(コメド)の解消

毛穴の出口の角質が厚くなるのを防ぎ、皮脂がスムーズに排出される状態に整えます。ニキビの初期段階である「白ニキビ」の形成を阻害し、新しい炎症の発生を未然に防ぎます。

3. アクネ菌の増殖抑制

皮脂(菌の栄養源)を減らし、毛穴内の環境を改善することで、アクネ菌の増殖を自然に抑制します。抗生剤を使用せずに菌のコントロールが可能なため、薬剤耐性菌のリスクも低減できます。

4. 強い炎症の鎮静とニキビ跡の予防

強力な抗炎症作用により、赤く腫れたニキビや膿を伴う症状を迅速に鎮静化させます。肌の深部へのダメージを最小限に食い止めることで、将来的にクレーターのような「ニキビ跡」が残るリスクを大幅に下げることができます。

イソトレチノインをご使用になれない方

妊娠中・授乳中の方、および妊娠を希望される方

胎児への催奇形性(先天異常)の極めて高いリスクがあるため、絶対に服用できません。

避妊の徹底が困難な方

服用期間中、および服用終了後(女性は6ヶ月間、男性は1ヶ月間)の確実な避妊が必須条件となります。

肝機能障害・高度の脂質異常症がある方

代謝の過程で肝臓に負担がかかるため、血液検査の結果、数値に異常がある場合は処方できません。

ビタミンA製剤内服中の方

本剤はビタミンA誘導体であるため、体内のビタミンA濃度が過剰になり症状を悪化させる恐れがあります。

テトラサイクリン系の抗生剤を服用中の方

ミノマイシン、ビブラマイシンなどの抗生剤と併用すると、頭蓋内圧亢進症(偽性脳腫瘍)などの深刻な副作用を引き起こす危険があります。

大豆・ピーナッツアレルギーのある方

製剤の成分に大豆油が含まれている場合があるため、アレルギーをお持ちの方は服用できません。

精神疾患(重度のうつ病など)で治療中の方

稀に気分の変化や抑うつ症状に影響を与える可能性があるため、精神科主治医の許可がない限り処方は控えさせていただきます。

成長期の方

骨端線が早期に閉鎖する可能性があるため、成長期の方は服用できません。

治療の流れ

1 カウンセリング・診察
症状を確認し、薬の副作用や注意点を詳しく説明します。
2 血液検査
肝機能やコレステロール値に影響がないか確認するため、服用前および定期的な検査が必要です。
3 内服開始
体重や症状に合わせて投与量を決定します。1日1回、食後に服用してください。
4 経過観察
定期的に通院いただき、効果と副作用の有無を確認します。

よくあるご質問

Q

どのくらいの期間服用すればいいですか?

A

一般的に1クール(半年から一年)の服用が推奨されます。自己判断で中止せず、医師の指示に従ってください。

Q

他の治療(ピーリングなど)と併用できますか?

A

服用中は肌が敏感になるため、刺激の強い治療は控える必要があります。診察時にご相談ください。

Q

治療を終えた後、再発することはありますか?

A

イソトレチノインは高い長期寛解率(再発しない状態)を誇りますが、極めて稀に再発するケースもあります。その場合、一定の期間を空けてから2クール目の治療を行うことが可能です。

Q

服用中に日焼けをしても大丈夫ですか?

A

服用中は皮膚のバリア機能が低下し、光に敏感になる「光線過敏」の状態になりやすいため、通常よりも日焼けしやすくなります。

外出時は日傘や低刺激の日焼け止めを使用し、徹底した紫外線対策を行ってください。

Q

アルコールを飲んでも問題ありませんか?

A

イソトレチノインは肝臓で代謝されるため、過度な飲酒は肝機能に負担をかける恐れがあります。治療期間中は、できるだけ飲酒を控えるか、たしなむ程度に留めていただくようお願いしております。

執筆者情報

院長 田中 陽奈

2011年 公立札幌医科大学卒業

2011年 一宮市立市民病院 臨床研修医

2013年 名古屋大学医学部皮膚科学講座入局

2014年 安城更生病院

2016年 南生協病院

2019年 小牧市民病院

2020年~ ごとう皮フ科クリニック

広島皮膚科

マリポサビューティクリニック

名古屋市内美容クリニック

大阪市内美容クリニック

ナチュラルビューティクリニック四ツ橋・恵比寿院

【資格】

日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医

【所属学会】

日本皮膚科学会

日本美容皮膚科学会

日本抗加齢医学会

料金表

メニュー価格
検査代3,300円~5,500円
イソトレチノイン10mg 30日分13,200円
イソトレチノイン20mg 30日分19,800円

※表示金額は全て税込みです

お支払方法

当院では、下記のお支払方法が可能です。

現金 現金でのお支払い
クレジットカード VISA/JCB/
Mastercard/など
QRコード決済 PayPay/d払い/
メルペイ/au PAY/
QUICPay/ID/
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