みなさんこんにちは😄田中です🎃

さて今日は

ヒアルロン酸治療
について。

「こけているところにヒアルロン酸をいれるやつでしょ」
「ぱんぱんになるんじゃない」

などなど。
外来していると
みなさんのヒアルロン酸のイメージと
我々が考えるヒアルロン酸の考えが違うことがよくあります。


Kapoor KM. Overfilled Face Syndrome: A Narrative Review and Proposal for a New Classification Framework. Aesthetic Surg J Open Forum. 2024;6:
こういうイメージなのかな？👀


なぜなら、
世の中には【いかにもヒアル顔】がヒアルロン酸の代名詞みたいに知れ渡っているのですが、
実際ヒアルロン酸の治療を受けている人は【私ヒアルロン酸やってます！５本！】とか言わないので。
自然に世間に紛れているということになります。

自然に世間に紛れている人↓

私もそうです。多分私10本入ってます！って顔してないと思います。
しかしこういうときでも少しでもうつりいいのを選んでしまう女子のさがよ😓


つまり、それほどヒアルロン酸は自然な治療なのかもしれません✨


📝ヒアルロン酸の症例

さて。
今回ご紹介する患者様は「頬のコケ感」が気になるとのご相談でした。
もともととてもお綺麗でバランスのとれたお顔の方です。

ヒアルロン酸４本を使用しました

アフターでは頬のコケ感は改善していますがすごくふっくらはしていないと思います。
✔︎全体的になんかよくなった
✔︎かわいくなった
という感じがします。

誰しもが、年齢によって間延びした顔になっていくのですが、
施術後は縦横バランスがとれ、
もとの造形の美しさをさらに際立たせている印象です。

📝エイジングの機序に基づく治療法
私はただコケを埋めるのではなく、エイジングの機序を考えた治療を行っています。

「この部位のこけ感が気になる」とお越しいただくことが多いですが
基本的にその部位のみ治療をすることはあまりありません。

気になるところのみにヒアルロン酸をいれる・・（他にはほうれい線とか）
すなわち患者さんの希望どおりのオーダー「その部位のボリュームロスを改善したい」を叶えた結果は
希望どおりにならないことがあるからです🙅‍♀️

その潜在意識を確認する必要があって
「頬のコケ感を治したい」の根底には
「若々しくなりたい」
「疲れている感じをとりたい」などなど潜在意識が隠れているのです。

その潜在意識を引き出すのは我々の任務ですね👩‍⚕️

頬のコケ感だけ補っても、他にボリュームロスが目立つところがあればバランスが整っているとはいえないし
若々しくはみえないことがあります。

📝ヒアルロン酸４本のリアル

今回はまず３、４本で治療をしよう、という方針になったので、３、４本でバランスを整えるところまでもっていきました。
ヒアルロン酸４本での変化は正直この程度です。

これが10本だともっと変化はわかりやすいでしょう。
この変化をどう捉えるか？

「4本で自分の悩みが楽になった！嬉しい！」
か。

「4本の変化はこの程度なんだ・・」
か。

どちらも正解で、別に正解はこれだよ！とお伝えするものではなく。

【ヒアルロン酸４本のリアル】
です。

一度で劇的に変えるのではなく、少しずつ時計の針を巻き戻すような自然な変化を大切にしています🕰️💫
その結果、全体の調和を取りながら“自然に若返る”ことが目標です。
そんな考えをもって治療を行なっています。

貴重なお写真のご提供、誠にありがとうございました。

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📍 症例施術情報
・ヒアルロン酸(ボリューマ3本、ボラックス1本)
・回数：1回
・リスク・副作用：・赤みや腫れ、内出血などの軽微な副作用は起こりやすいです。数日で自然と治まります。
稀に血管閉塞やアレルギーなど重大な副作用が起こる可能性もあります
・料金ヒアルロン酸1本／1cc
（ボリューマ、ボラックス、ボリフト、ボルベラ） 88,000円
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🗒️製品に関する情報
アラガン社のジュビダームビスタシリーズは、日本国内で初めて承認を受けているヒアルロン酸製剤で、FDA（米国食品医薬品局）でも承認されています。