【医師監修】名古屋の皮膚科が解説|マダニ🕷に刺されたら?知っておきたい症状と対処法・予防策
こんにちは。名古屋の美容皮膚科・タナカスキンクリニック スタッフSです。
春から秋にかけてのアウトドアシーズン。山や公園での散歩、キャンプなどを楽しむ機会が増えるこの時期に、注意したいのがマダニによる刺し傷です。



マダニは、クモの仲間で、肉眼でも確認できるほどのサイズ。体長は吸血前で3〜4mm、吸血後は1~2cmほどにふくれることもあります。
↓主に以下のような場所に生息しています
•山林
•草むら
•河原
•ペットの散歩道
マダニは植物の葉の先でじっと待機し、通りかかった人や動物に飛びついて吸血します。

見た目では軽い虫刺されに見えても、マダニはウイルスや細菌を媒介することもあるため、正しい対処と予防が重要です。
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◆マダニに刺されるとどうなる?気付きにくい症状に注意


マダニに刺された場合、多くの方が痛みやかゆみなどの自覚症状をほとんど感じないのが特徴です。
実は、マダニは皮膚にしっかり吸着し、時間をかけて血を吸います。吸血して虫体が大きくなってから初めて気付くケースが非常に多いのです。
気付いたときには、すでにマダニの口が皮膚に深く刺さっている…ということも。
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◆マダニを無理に引き抜くのはNG!


マダニに刺されているのを見つけたとき、自分でピンセットなどで取り除こうとする方もいらっしゃいますが、これは非常に危険です。
なぜなら、吸着されてからの時間が長くなるほど、マダニの口器が皮膚組織と強く結合し、除去が困難になるからです。
とくに3日以上経過している場合は、無理に引き抜こうとすると口の一部が皮膚内に残ることがあり、炎症や感染のリスクが高まります。
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◆皮膚科での処置:局所麻酔+皮膚ごと切除が必要になることも
マダニ刺症が疑われる場合、皮膚科では局所麻酔を行い、マダニが刺さった部分の皮膚ごと切除して取り除く治療を行うことがあります。
これは、完全にマダニの口器を取り除き、感染症リスクを減らすために必要な処置です。
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◆マダニに刺されないために:正しい予防法を知っておきましょう
最後に、マダニ刺症の**最も大切なことは“予防”**です。
特に、以下のような野外活動をされる際には要注意です:
•登山やキャンプ
•草むらや藪の中を通る作業
•ペットと一緒の散歩
予防のポイントは以下の3つ:
✅ 長袖・長ズボンの着用で肌の露出を避ける
✅ 足元までしっかり覆う服装にする(靴下の上からズボンの裾を被せるなど)
✅ ディートやイカリジンなどを含む虫除けスプレーをしっかり使う
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◆名古屋でマダニ刺症にお困りの方へ
もしマダニに刺された疑いがある場合は、すぐに皮膚科を受診してください。
自己判断で引き抜かず、専門的な処置が必要となる場合もあります。
当院では、マダニ刺症の診断・処置・予防指導まで丁寧に対応しております。
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▶ ご予約・お問い合わせはこちら
📞052-875-8746
📍タナカスキンクリニック(名古屋市瑞穂区)
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